目の前で倒れている人がいる!!どうする?

◆目の前で倒れている!?
先日、路端で倒れている白髪の女性に遭遇しました。転倒だったようで擦り傷はありましたが意識などは問題なく家路につかれました。駅の構内歩いていると酔っ払って地面寝そべっている人などもいます。
職業柄、倒れている人がいると酔っ払って寝ているのか、意識がないのか、と気になり呼吸確認をしてしまいます。
目の前に倒れている人がいる、そのときにまず行うべきことはなんでしょうか。

◆目の前に倒れている人がいたら?
常に頭に入れておきたいのがBLSです。Basic Life Supportの略で、日本語では一次救命処置といいます。医療者に限らず、救命処置が必要な方が目の前にいたときにまずやるべき処置なのです。
平成26年のNHKのアンケート調査で、目の前に倒れた人がいたときに救命処置をできる、と答えた人は3割に留まりました。できない、と答えた方の半数以上がやり方がわからない、という理由です。
心肺停止になってから1分経過する毎に10%死亡率が高くなるとされていますが、救急車が現場に到着するまでに約数分、その間の適切な救命処置が行われるかによって患者の生死が大きくされてくるのです。
意識がない人みかけた場合には積極的に救命処置を行えるよう普段からシュミレーションしておくことが大切です。

◆意識がないひとを見つけた場合、BLSを行う
BLS手順

AED

①周囲の安全を確認する
②緊急通報AEDを要請する
③呼吸を確認する
④CPR(心肺蘇生法)を行う
⑤AEDを解析する
⑥BLSを継続する

これが全てです。
②では大声で周囲に応援をよび、指名して119番通報、AEDの手配を行うことが大切です。③で呼吸があれば胸骨圧迫などのCPRは行わず、救急隊の到着を待ってください。
④は基本は1分間に100回の胸骨圧迫です。気道確保、人工呼吸については自信がない場合は割愛してもかまいません。⑤AEDは電源を入れることが一番大事です。電源を入れることで指示音声が流れますのでその指示に従ってパッドの装着や解析、作動を行ってください。

◆繰り返し実践し身に着けることが大切
文章を読んで理解すること、実際にやってみること、繰り返し実践し身に付けることで現場に遭遇した際の処置に対し各段にハードルがさがります。
知ってはいても実際の場では萎縮してしまってできないというケースも多くあります。しかし、一時救命処置を行うことが一人の命を救うことになります。
日本ACLS協会のBLSコース、自治体や企業の防災訓練であったり、病院などで救命講習を開催しているところもあります。倒れた人に救命処置をすることなど一生に一度遭遇するかしないか、という場面かと思いますがそのときに迅速に動けるよう定期的なトレーニングをお薦めします。

Follow me!