2021/12/23
冬も本番になってくる12月下旬、風邪や胃腸炎などが流行りだす時期です。
人間にはもともと菌が体内に入っても対峙してくれる「免疫」という機能を持っています。
しかし冬になると免疫の機能が低下してしまう方が多くいて、風邪などを引きやすくなってしまいます。
今回は免疫力をアップさせて感染症に負けない身体を作るための方法を紹介していきます!
■そもそも免疫って?
冒頭でも少し説明しましたが、体の中には病原体が侵入したときに戦ってくれる「免疫」が存在します。
この免疫には白血球などが関わっており常に強い状態を保てるわけではありません。
身体の状態によって弱くなったりすることもありますが、きちんと体調管理をしていれば免疫力がアップされます。
風邪の病原菌が入ってきても、身体に症状が出る前(菌が増殖する前)にやっつけてしまいます。
■どんなことをすれば免疫力が上がるの?
免疫力アップには「健康管理」が必要になってきます。
ではそれぞれ健康管理をするにはどうすればいいのか見てみましょう。
・しっかりと睡眠を取ること
良質な睡眠はリンパ球の増加を促したり、細胞の成長・回復、身体や精神の疲労回復などの効果が確認されています。
ただ寝たらいいという問題ではありません。
少しぬるま湯で就寝前1〜2時間前に入浴すると、布団に入るころには体温が下がり始め、身体が寝る準備を始めます。
入眠前には飲酒やカフェインを避け、スマホなどを見ないようにしましょう。
心地よい温度と静かで暗い環境を整えることも大切です。
・食事をバランスよく取ること
食事は1日3食摂り、タンパク質や炭水化物、糖質、脂質、ミネラルなどをバランスよく摂取することが大切です。
ダイエットなどで食事を抜くと免疫力が低下してしまうので注意が必要です。
また毎食バランスを考えるとストレスになって継続が難しいため、1日トータルで考えてみましょう。
野菜がなかなか取れない方やすぐにお腹がいっぱいになってしまう人は野菜ジュースやプロテインの粉末などを使用すると簡単に補うことができます。
・適度に運動をすること
適度な運動は習慣化することによって、自律神経を整えたり、ストレス発散、適度な疲労感で入眠を促すなどさまざまな効果をもたらしてくれます。
過剰で無理がある運動は続かない上に身体をいためたり、興奮して眠れなかったりするため控えましょう。
散歩やウォーキング、入浴後のストレッチなどが有効です。
・ストレスをためないこと
ストレスが溜まってしまうと自律神経が乱れて、身体全体のバランスが崩れてしまいます。
バランスが崩れると規則正しい生活もできなくなってしまい、健康管理が難しくなってしまいます。
リラックスできることを見つけたり、テレビや動画などで笑う手段を見つけてみましょう。
笑うことは脳からセロトニンという精神を安定させるホルモンが出てきます。
精神が安定すると良質な睡眠へとつながり、自律神経も整ってストレスが溜まりくくなってきます。
免疫力アップをさせるには健康管理が必要です。
健康管理をするにはまず規則正しい生活から始めることが大切です。
生活習慣を少し変えるだけでも免疫力アップに繋がる習慣ができるので、風邪をひきにくい身体づくりをすることができるでしょう。
ぜひ今日から始めてみてください。