2022/03/17
昔から「牛乳を飲むと身長が伸びる」「魚を食べると骨が強くなる」と言われますよね。
牛乳や魚にはカルシウムが豊富に含まれているため、骨の成長には欠かせない飲み物なのは間違いありません。
しかしカルシウムばかり摂取しても、骨の成長には不十分なのです。
今回は骨を強くする方法や必要な栄養素である「ビタミン」について見ていきましょう。
骨は強くなる?
みなさんご存じの通り、骨は強くなったり弱くなったりします。
幼児のときにはまだ骨が柔らかく、強度がありません。
年を重ねていくにつれて、骨の密度が上がり強度が増して伸びていきます。
そして高齢になっていくにつれて、次第に骨密度は低下していきもろくなっていきます。
年を重ねても強い骨を保つためにはどうしたらよいのかは後ほど見ていきましょう。
骨を強くする方法
では強い骨を作る方法はどうすればいいのでしょうか。
主には、
・日光浴
・適度な運動
・カルシウムの摂取
の3つが大切になってきます。
・日光浴
はじめにも少しお話ししましたが、骨を強くするためにはカルシウムの摂取だけでなく「ビタミン」が必要です。
特に「ビタミンD」や「ビタミンK2」は骨へカルシウムを吸収ときに吸収しやすくします。
ビタミンDは日光浴をすることで体内で生成されます。
屋内での日光浴や曇りの日などは生成されませんので要注意です。
食材でおすすめなのは、オレンジジュースやヨーグルト、マーガリン、投入などに添加されていることが多いそうです。
(厚生労働省「統合医療」に係る情報発信等推進事業HPより)
・適度な運動
食事で必要な栄養を取っていても、寝てばかりだと骨の強度は強くなりません。
刀を作るときに刀を叩くように、骨にも刺激が加われば強度は強くなっていきます。
激しい運動でなくてもいいので、散歩やジョギングなど自分に合った運動をしていきましょう。
あくまでも無理をしない程度に調整し、天気の良い日には外で行うことが効果的です。
・カルシウムの摂取
そして欠かせないのがカルシウムの摂取です。
これまで紹介した日光浴と適度な運動を行うとカルシウムが吸収されやすくなっています。
吸収されやすい状態でカルシウムを摂取すれば、効率よく骨の強度をあげることができます。
骨はカルシウムの貯蔵庫
骨はカルシウムを吸収し、各部分の強度を上げるだけではありません。
カルシウムが不足していると大きな大腿部(ふともも)や腰椎など大きな骨からカルシウムを補います。
他の場所のカルシウムを補うということは、大腿部や腰椎などはカルシウム量が少なくなってしまうということです。
そのため、高齢になると骨折しやすくなってしまいます。
特に女性は高齢になるとエストロゲンという女性ホルモンが減少してくるため、さらに吸収できなくなり骨折しやすくなってしまいます。
大腿部や腰椎が他の骨を補って弱くなってしまわないように、十分な量を摂取しましょう。
強い骨を作るためには「日光浴」「適度な運動」「カルシウム」が必要不可欠です。
しっかり日中は屋外で活動をし、食事でビタミンやカルシウムを摂取することで健康的な骨が出来上がります。