2022/12/19
訪問看護を利用している方は週に1、2日ほどで依頼されている方が多いのではないでしょうか。
それ以外の訪問日でも「何かあれば電話くださいね」と声をかけてもらえる方がほとんどだと思いますが、休みの日に連絡することをためらってしまうことはないですか?
今回は訪問看護師への休みの体制について解説していきましょう。
※今回は病院に併設されていないステーションが対象です。
病院に併設されている場合には単位数や体制が違う場合があるので注意が必要です。
■訪問看護の営業日は平日が多い
訪問看護を契約している方は重要事項説明書と書いてある契約書をもらっているはずです。
この中に契約している訪問看護ステーションの営業日や休日の対応について書いてある場所が必ずあります。
しっかり休みの時に電話する場合はどうしたらいいのかを確認しておきましょう。
だいたいのステーションが平日営業で、祝日や日曜日が休みになっています。
しかし最近は24時間体制での支援を推進しているステーションも増えてきています。
契約しているステーションがどうなのかは把握しておきましょう。
■夜間や休日の対応はオンコール体制でカバー!
営業時間外で緊急時の対応はオンコール体制をとっている場所が多いです。
オンコールとは、営業時間外に何かあった時には看護師に直接電話で相談ができる体制のことを言います。
夜間の連絡先がオンコールの電話番号になっている場合もありますし、ステーションの電話へかけると転送になる場合もあります。
緊急時の連絡先は必ず確認しておきましょう。
また平日のみ営業としているところは日曜祝日のオンコール体制もとっていない場合があるので注意が必要です。
■追加料金は加算がついている場合がほとんど
ケアマネジャーやステーションから「緊急時訪問看護加算」の説明があるかと思いますが、この加算がついていれば24時間体制で連絡することができ、対応してもらうことができます。
月々の予定は、毎月ケアマネジャーが提供表を作成して配布してくれますが、それ以外の夜間や緊急時などの予定外訪問での料金は、この加算分(1割負担の方で574円)で利用することができます。
しかし前述したオンコール体制がないステーションの場合、加算がつけられないためしっかりケアマネジャーに確認しておく必要があります。
■体調のことで迷う場合には迷わず連絡する!
緊急時訪問看護加算がついていても、電話をしても良いのだろうかと戸惑う方がいますが、連絡しましょう。
「迷ったら連絡!」という心づもりでいましょう。
早期発見し早期治療に繋げられれば、早い回復が見込めます。
迷わずに看護師へ連絡して相談しましょう。