年末年始のサービスはどうする?介護サービスは早めに計画を!

2023/12/20

年末年始のサービスはどうする?介護サービスは早めに計画を!

年末年始になり世間もあわただしくなってくると、つい忘れがちなのが介護サービスの予定です。

現在使っている方や年末年始だけ使いたいという方もいらっしゃるでしょう。

今回は年末年始の介護サービスについて、サービス種類ごとに注意事項を見ていきます。

 

■介護サービスは年中無休のところも

そもそも介護サービスとは、下記のものが主に使われているものではないでしょうか。

  • 訪問介護(ヘルパー)
  • 通所介護(デイサービス)
  • 短期入所生活介護(ショートステイ)
  • 訪問看護
  • 福祉用具  など

これらのサービスは通年提供されるものもあれば、年末年始は営業しないものもあります。

まずは自身がどうしたいのか、調整する家族がどのような予定で動きたいのか確認してみましょう。

もしも営業時間がわからない場合には、下記の方法があります。

  • 事業所に直接電話で聞いてみる
  • ケアマネジャーに聞いてみる
  • 契約書を確認してみる

 

■それぞれのサービスの注意事項を確認!

ではそれぞれのサービスの注意事項を見ていきましょう。

 

・訪問介護(ヘルパー)

ヘルパーは基本的に年中無休で稼動しているところが多いのではないでしょうか。

しかし時間を短縮したり、人手不足から年末年始の営業ができないと言われる場合もあります。

早めに年末年始に利用したい時間帯を伝えておくことで、一時的に他の事業所がサービスに入ったり、親族に依頼したりすることができるでしょう。

また年末年始には必要なくても、買い物などの支援で腐敗しやすいものなどは買ってこないように促しておくことも必要です。

 

・通所介護(デイサービス)

デイサービスは基本的に年末年始は休むところが多いです。

どうしても日中に預けたい場合にはショートステイを利用したり自費ヘルパーに見守りを依頼するなどの代替え案が必要です。

ケアマネジャーと相談しながら、デイサービスを利用できないときの策を立てておきましょう。

 

・短期入所生活介護(ショートステイ)

年末年始には家族で旅行や遠い親戚の家に行くこともあるでしょう。

長時間の移動が体に負担だったり連れて行くことが難しい方だったりする場合には、家を留守にするとお互いに不安です。

そのようなときにショートステイを利用することになります。

しかし、どの家族も同じことを考えるため年末年始のショートステイ利用はすぐ予約が埋まってしまいます。

早めにケアマネジャーと計画を立てて、ショートステイを確保できるようにしましょう。

 

・訪問看護

訪問看護は半数以上のステーションが緊急時訪問看護加算を取得しています。

そのため何かあればすぐに訪問したり電話相談にのってくれたりと対応はしてくれるでしょう。

しかし緊急時訪問看護加算を取っていない方やそもそも緊急対応をしていないステーションは年末年始にはつながらない場合もあります。

訪問看護は、もしものときに必ず連絡が取れるようにしておきましょう。

どうしてものときにはあらかじめ、あらゆる状況を予測して訪問看護師と対応を検討しておくことをおすすめします。

 

年末年始は事業所も忙しくなります。

余裕を持ってケアマネジャーと相談しながら計画を立てていきましょう。

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