「がん(癌/悪性腫瘍)」てなに?

2021/01/28

「がん(癌/悪性腫瘍)」てなに?

2人に1人が一生のうちに一度は何らかのがんにかかるといわれています。

「がん」と聞くと恐ろしい病気の気がしてしまいますが、早くに発見し治療をおこなうことで治癒が可能であることも多い病気です。誰しもかかる可能性のある身近な病気ですが知らないことも多いと思います。ぜひ一度知識を整理してみてください。

 

■悪性腫瘍と良性腫瘍ってどう違う

通常、細胞は同じ遺伝子をもって分裂していきます。がん細胞は遺伝子が傷ついてしまった異常な細胞が増えていくことをいい、3つの特性を持っています。

自律性増殖
ヒトの体の指令に従わずに勝手にどんどん増えていく。

浸潤と転移
周囲の組織や臓器にジワジワと広がり(浸潤)、リンパや血液にのってがん細胞が体のいたるところに運ばれて新しいがん細胞の塊を作ってしまう。

悪液質
ほかの正常な組織が必要としている栄養まで奪ってしまい食べても痩せていく、衰弱してしまう。

良性腫瘍も異常な細胞の塊ですが、悪性腫瘍がもつ特性はもっていません。
良性腫瘍も大きくはなりますが、速度はとてもゆっくりで浸潤や転移、悪液質などはみられないのです。

 

■がんの種類

全身のどんなところでもがんができる可能性があります。画像で診断のつくものから血液の異常までさまざまです。

血液をつくる臓器のがん
血液をつくる骨髄やリンパ節からがんになることがあり、代表的なものとしては白血病や悪性リンパ腫、骨髄腫があります。主に血液内科で診療がおこなわれます。

 

臓器の表面を覆う上皮細胞のがん
いちばん多くみられるのがこのタイプです。臓器の表面は上皮に覆われ、そこにがんができます。肺がんや胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんなどよく耳にするものがおおいかもしれません。

 

骨や筋肉など上皮でない部分からできるがん
骨肉腫、軟骨肉腫、線維肉腫、脂肪肉腫など主に整形外科的な領域が多いがんです。

 

■がんの治療

がんと診断されると、がんがどのくらい浸潤、転移しているのかを判断した上で、適切な治療を選択していくことになります。多くの場合にはこれまでの医療で効果と安全性が確認されている標準治療を選択していきます。最先端の治療で効果や安全性が確認できていないもの(先進医療)や、民間療法などは標準治療ではありません。

 

手術
塊になっている悪性腫瘍を切り取る治療です。浸潤や転移をしていると手術が難しくなることがあります。

 

薬物治療
抗がん剤や分子標的薬、ホルモン療法などがありです。がん細胞の増殖を抑える強い薬ですがその分副作用も強くでることがあります。

 

放射線治療
放射線をあてることでがん細胞が増えることを抑えます。手術のように見た目に体に傷つけることなく治療できる可能性がありますががんの種類によって効果などは異なります。

 

がん健診を活用する

がんの治療の要は「早期発見」です。多くのがんは進行するまで症状がでません。症状がでる前にがんを見つけるには定期的な健診をうけることです。市区町村の実施するがん検診などもありますので定期的にホームページや広報誌をチェックすることをおすすめします。

 

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