この時期には要注意!下痢や嘔吐の原因は食中毒だけではない!

2022/08/08

この時期には要注意!下痢や嘔吐の原因は食中毒だけではない!

この時期に注意するべき病気でピンと来るのが食中毒です。
食中毒では下痢や嘔吐が有名な症状ですので一番に疑う方も多いでしょう。
しかし夏場の嘔吐や下痢は食中毒だけではなく、他の病気も疑う必要があります。
今回は夏に起こる食中毒以外の下痢や嘔吐について見ていきましょう。

食中毒以外になりやすい病気って?
食中毒以外に夏場に注意するべき疾患は、脳梗塞や熱中症などがあります。
夏は気温が高いうえに、高齢者はエアコンを嫌がる方も多いです。
成人と比べて脂肪や筋肉量が減少する高齢者は体感温度が違うのがあたりまえです。
しかし室温が高くなるにつれ、体感温度とは関係なく身体になんらかの影響が出てきます。
脳梗塞や熱中症になる原因が脱水です。

脱水でなぜ嘔吐や下痢?
脱水症状が見られると嘔吐がみられる場合があります。
また脱水なのに下痢になる場合があることは見落としがちです。
脱水になると血流が悪くなり、身体の各部に酸素が行き渡らなくなってしまい、頭痛や嘔吐、けいれんなどが見られることがあります。
頭蓋骨の中の圧が高まることにより吐気が出てきますが、脱水だけではなく血流が悪くなることで脳梗塞や血圧が上がって頭蓋内出血なども考えられます。
水分を摂っていないことに気が付いて、冷たい水分を一気に飲んだりお茶など電解質が少ない水分を多量に摂取することで下痢になってしまいます。
嘔吐や下痢が見られると、便と一緒に電解質も体外に出て行ってしまいます。
そのためさらに脱水がひどくなるといった悪循環になることもあります。

もしも嘔吐や下痢になったらすること
吐気が軽くなったときに電解質が入っている水分を少量ずつ摂取しましょう。
一気に飲んでしまうと下痢になるため、少量ずつが原則です。
吐気があるときには無理に食事を食べずに、水分摂取のみで大丈夫です。
もし意識障害があったり、ろれつが回らない、何度も吐いたり下痢が出るなどがある場合には受診するか救急要請が必要です。

注意が必要な方はいろいろな目で!
近年は核家族の増加で独居の方が増えてきています。
常に家族の目がある方と1人暮らしで人と関わることがない方では異常の早期発見が格段に違います。
1人暮らしの方は近所の方や訪問介護員の方、ケアマネジャーなどいろんな方の目で状態を観察してもらいましょう。
家族が一日に一回、電話をかけるだけで万が一の事態になることを避けることが大いにできます。

夏の嘔吐や下痢は命に直結する事態に発展することもあります。
ただの食当たり(食中毒)だと判断せず、訪問看護師や訪問診療する医師などに遠慮なく相談しましょう。

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