子どもの急病、家庭でどう対応する?【発熱編】

2021/10/28

子どもの急病、家庭でどう対応する?【発熱編】

お子さんがいらっしゃる家庭では多く見られる「発熱」。

急に高い熱が出ると心配ですよね。

今回は発熱時に家庭でできる対応や病院受診などを考える基準などを紹介していきます。

 

なんで発熱するの?

お子さん(小児)の場合は急に発熱することが多くあります。

月齢が3カ月を過ぎると母体からの免疫が薄くなっていき、免疫機能が低下してきます。

そのため集団活動(保育園や公共の遊び場)に入っていったりすると、菌をもらいやすくなります。

菌が侵入しやすくなって感染すると菌をやっつけようと思って身体が発熱するわけです。

 

発熱時の対応

月齢が3カ月未満であれば、夜間でも休日夜間診療所など病院へ行くことをおすすめします。

3カ月までは母体の免疫が体の中に残っているので、普段からいる菌(常在菌)では発熱しません。

しかし中には母体の免疫を潜り抜けて感染してしまい、急性髄膜炎や脳症を発症させる怖い菌も中にはいます。

そのため3カ月未満の発熱は早く治療しないといけないので早めの受診をおすすめします。

3カ月から以降は常在菌でも感染してしまうと、免疫機能が低下しているために発熱してしまいます。

また体温の調整機能が未熟なため、環境(室温や厚着など)に対応できずに熱が上がってしまうことも考えられます。

そのため、

・活気がなく、ぐったりしている

・水分(ミルク等)が取れない

・おしっこが出ない(極端に少ない)

・寝つきが悪く、ずっとウトウトしている

などの症状が見られたら、かかりつけの小児科医に診察してもらいましょう。

また夜間でも急に症状が現れる場合には休日夜間診療所などを受診しましょう。

 

家庭でできることは?

家庭でできることを知っているのと知らないのでは、精神的にも負担が違いますよね。

家庭でできる対応を紹介しておきます。

・暖かくしてあげる

熱の出始めは悪寒(寒気)がしたり、震えたりします。

しっかり暖かくしてあげましょう。

また発熱しても寒気がする場合や震えているときに解熱剤をしようすると、熱が長引いてしまいます。

熱が上がりきって、汗ばんできたり寒気がなくなってから使用しましょう。

(活気がある場合には解熱剤は使用しなくても大丈夫です。)

・汗をかいたら着替える

汗は身体から熱を逃がすために出てきます。

汗を吸い込んでいる衣類だと、汗をしっかりかくことができません。

汗が出たらこまめに衣類を着替えたり、ふき取ってあげましょう。

濡れた衣類のままだと寒さを感じたり、不快、肌荒れの原因にもなります。

・水分補給はこまめに取る

発熱し、汗をかくと体の水分が多く出ていってしまい脱水になってしまいます。

脱水になると汗をかけずにさらに熱が体にこもってしまうので悪循環です。

少しずつでいいのて水分補給をするようにしましょう。

 

もしも判断に困った場合には「#8000」に電話しましょう。

厚生労働省が行っている子ども医療電話相談事業でお住まいの地域の相談窓口に自動転送されます。

小児科医や看護師に症状や対応を相談することができ、アドバイスができます。

救急車を呼ぶかどうかなど困っているときや、子育てが初めての方などはぜひ使ってみてくださいね。

厚生労働省「子ども医療電話相談事業」詳細はこちら

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

 

参考資料;山口県小児科救急医療ガイドブック

    (監修:山口県小児科医会 制作:山口県健康福祉部医療政策課医療対策班)

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