終末期ケアの違いって?それぞれの特徴を紹介します!

2022/07/11

終末期ケアの違いって?それぞれの特徴を紹介します!

人生のゴールが見えてきた時に考える終末期のケア。
最近では自宅で最期を迎えたいと希望する家族も増えてきています。
そんなときにいろんなケアが出てきて悩んだことはありませんか?
今回は終末期ケアの違いについて解説していきます。

終末期ケアについて

そもそも終末期ケアとは何かということから説明します。
終末期とは、人生最後の時を見据えた時期になります。
そのような時期にはさまざまな身体の変化や精神的な変化(不安や恐怖)、社会的な問題(費用や本人の役割の変化によるもの)があります。
心身や身の回りの変化や問題に対して行われるものが終末期ケアになります。
終末期ケアには、看取り介護(看取りケア)やターミナルケア、緩和ケア、エンドオブライフケアなどがあります。

看取り介護って?
人生最後のときをなるべく平穏に、自然な形で終えることができるように支援するケアのことをさします。
なるべく苦痛を伴う医療行為を行わず、介護が中心となり日常生活を継続した状態で心身のケアを行っていきます。

ターミナルケアって?

終末期医療とも言われ、本人の苦痛を取り除くために医療を用いてケアを行います。
医療用麻薬を使用して痛みを取り除いたり、最低限の栄養や水分を確保するために点滴を行ったりするため、看護が中心となり行われます。
緩和ケアとも似ており、混同して使われることもありますが、人生の最期が見えているかどうかが一番の違いです。

緩和ケアって?
人生の最期を迎えるケアと思われがちですが、実は緩和ケアは終末期にのみ行われるものではありません。
苦痛の緩和は身体的な苦痛の他、精神的な苦痛や社会的な苦痛、スピリチュアルな苦痛を取り除くために行われます。
もちろん本人に対して行われますが、そのまわりにいる家族や親族、患者本人を支える人すべてに対して行われます。

ケアを行う人の立場によって違う
看取り介護やターミナルケア、緩和ケアなど他にもさまざまな言葉があります。
しかしどれも患者本人や家族などに対して行うケアに変わりはありません。
誰が行うのかによって意味合いが変わってくるので、ケアをする立場のかた(看護師や介護職員など)は使い分けるようにしましょう。
看取り介護は介護職員が最期に向けて日常生活をサポートするときに用います。
ターミナルケアは看護職員が看護技術を用いて行うケアのときに使います。
緩和ケアは苦痛を取り除くためのケア全般に用いるので、看護職員か介護職員でできるケア内容は変わってきますが、両者とも用いることができます。
自宅で家族が行う場合には、医療処置を伴わないケアになるので看取り介護が適切な表現でしょう。

人生最後の大切な時間のケアになります。
それぞれのケアの意味合いや内容を把握して使い分けて説明できるようにしましょう。

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