酸素を吸いながら生活できる在宅酸素療法って?在宅酸素療法について紹介!

2022/03/31

酸素を吸いながら生活できる在宅酸素療法って?在宅酸素療法について紹介!

10年前までは病院で中央配管から酸素を供給できるところでしか酸素吸入ができませんでした。

しかし近年、酸素を持ち歩いたり自宅に簡易装置を設置して在宅酸素療法を受ける方が増えてきています。

今回は在宅酸素療法を受けている方についてや日常生活、使用時の注意点などを見ていきましょう。

 

在宅酸素療法って?

在宅酸素療法は何らかの疾患が原因で身体に酸素が不足してしまい呼吸が苦しくなる方に対して行われます。

そのような方に酸素ボンベや設置型の酸素濃縮装置を使い、カニューレを通じて酸素を鼻から取り込みます。

酸素ボンベは液化酸素装置と呼ばれ、持ち運びができほぼ100%の酸素が入っています。

電源が不要で持ち運びや停電時にも使用可能です。

設置型酸素濃縮装置は室内の空気を取り込んで、窒素などを取り除くことで90%以上の酸素として供給します。

操作はとても簡単で、スイッチを入れて流量を調節するだけとなります。

 

在宅酸素はどんな人が使うの?

肺の機能がうまく機能せず、体に酸素を取り込めないと酸素不足となり呼吸困難になります。

肺だけでなく心臓や呼吸時に使う筋肉、神経の病気でも同じようなことがおこります。

よく人工呼吸器と間違われますが、酸素ボンベ・濃縮装置ともに空気を送る機能はついていませんので自分で呼吸ができて酸素が吸える人が対象となります。

 

日常生活がかなり制限されるのでは?

酸素を吸っていると聞くとかなり重たい病気のように思われますが、酸素さえあれば生活ができるという方も少なくありません。

濃縮装置はキャスターがついているため移動が可能です。

延長コードや長いカニューレをつければ入浴やトイレなど普段の生活が可能です。

酸素ボンベを使用すれば持ち歩けば外出することもできます。

もちろん食事や睡眠時も常時つけている方が多いですが、医師と相談して動かないとき(酸素をあまり必要としないとき)は外しても良いと言われることもあります。

医師と相談しながら自分に合った生活ができるようにしましょう。

 

在宅酸素を使うときに気を付けることは?

在宅酸素を利用するときに気を付けることは、

・火の取り扱いには注意する

・ボンベ内の酸素残量を確認せずに外出してしまう

・長いカニューレを利用するとき足に絡まって転倒する

・流量を間違えて吸ってしまう

などを気をつけましょう。

特に火を使用するときに注意が必要です。

酸素は可燃性の気体になりますので引火してしまうと大事故に繋がります。

また外出先でボンベの流量がなくなってしまうとすぐには取りに帰れないこともあります。

酸素がなくなると呼吸困難になってしまうので旅行先で不足した場合には最寄りの病院へ行き、業者へ連絡するか、付き添いの方が急いで取りに帰りましょう。

 

病院生活ではなく自宅で過ごすことはできますが、酸素の取り扱いに注意が必要です。

在宅酸素を利用する方はこれからも増えていきます。

本人や家族が取り扱い方をしっかり身に着けて、楽しい在宅生活を送りましょう。

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