2021/10/25
寒い時期、乾燥が強い時期になるとひどくなることがおおい「ささくれ」ですが、コロナ渦になってからささくれが気になる、という人もいるのではないでしょうか
■ささくれ、さかむけの症状と原因
爪の周りの手荒れ、皮膚の剥がれ、これを「ささくれ」や「さかむけ」と呼んでいます。
ささくれがあり洋服に引っかかるとひどく痛むというのはあると思います。
さらに、気になるからといってささくれの部分を触っているとそこから細菌が入りこんでしまうと大変です。爪の周りが赤く腫れ痛みが強くなり、ひどい場合には切開して膿を出したたり抗生剤を塗る、内服するといった処置が必要になってしまいます。
ささくれの原因は「乾燥」。
コロナ渦で手洗い、アルコールの使用が増えたことで乾燥しやすくもなりました。手洗いのたびにハンドクリームを使っているにもかかわらずささくれが気になるという方もいるでしょう。ハンドクリームを手に塗っているけれど爪と指の境目にまではしっかり保湿されていないとささくれになりやすくなるのです。
■ささくれのケアと予防
ささくれが出来てしまったら、手でむしってしまいそうになりますが我慢して爪切りや小さなはさみなどで根元から切るようにしてください。ささくれを引っ張ると正常な皮膚までむけてしまい痛みも強くばい菌も入りやすくなってしまいます。
そして、手を清潔に保つことでばい菌は入りにくくなります。
また、日頃から手の保湿はしっかり、特に爪と指の間を埋めるように保湿剤を使うようにしてください。
ハンドクリーム、特に油性のものをつかうと手がベトベトしていやだ、という方は手のケアをしたあとに薄手の綿手袋をすると乾燥の予防にもなり一石二鳥になります。