2024/04/08
自然災害が多い地域や少ない地域がありますが、「備えあれば患いなし」とも言いますよね。
いつどのような災害が起こるかわからないからこそ、準備を進めておきましょう。
今回は被災したときに役立つ介護用品やその代用の仕方を見ていきます。
意外なものが役に立つので、ぜひ準備物品の中に入れておきましょう。
■尿取りパッドや赤ちゃん用のテープ止めオムツ
尿取りパッドは災害時にトイレが使えない場合、下着を汚さずに済みます。
そのまま捨てることも出来るため、衛生的に過ごすこともできます。
また赤ちゃんのオムツなどは生理用品の代用もできたり、水分を吸い取るため陰部のみ流すときにも役立ちます。
■ボウルとタオル
ヘルメットは常備しているのも幅をとってしまい、人数分を保管しておくのは少し煩わしいところがあります。
そのため非難するとき用にボウルとタオルを準備しておきましょう。
ボウルの中にタオルを入れて頭にかぶれば、簡易ヘルメットの完成です。
防災用ヘルメットに比べると強度はかなり落ちますが、ガラスや火花からは守ることができるでしょう。
■ラップ
ラップは強度もそこそこあり、ロールになっているため幅も取りません。
水分を通さないため、お皿に巻いて使うとお皿を洗わなくて済みます。
またケガをしたとき巻いておけば応急処置として感染予防にも役立ちます。
その他にも三角巾や何枚かでこよりを作って編み合わせるとロープにもなります。
■段ボールとゴミ袋
段ボールとゴミ袋で簡易的なトイレを作ることも可能です。
段ボールの中にゴミ袋を入れておきます。
可能であれば、紙などを中に入れて置くと吸収してくれたり捨てるときに便利だったりします。
災害時のトイレ問題は深刻な問題の一つです。
仮設トイレの設置が整うまで、簡易トイレを作成できれば、環境的にもかなり違います。
■ウェットティッシュ
ウェットティッシュは水が確保できなくてもさまざまなことに利用できる優れものです。
体を拭いたり口腔ケアに使えたりとさまざまなことに利用できます。
またお皿を拭いたりもできるため、災害時の食中毒なども軽減できるでしょう。
今回は災害時に持ち出す荷物の中に入っていると介護者が居ても役にたつものを紹介しました。
この他にもおくすり手帳やタオル、水分など持ち運べる程度のものは準備しておくと良いでしょう。
またソーラーパネル式のポータブル発電機があれば情報源を確保することも可能ですので、常に充電状況やメンテナンスは欠かさず行っておきましょう。
まずは自分の命を守ることを優先し、危険がない範囲で支援に回るようにすることが大切です。