2024/08/29
昨今、地球温暖化により毎年気温が上昇しています。
また日本は湿気が多い国でもあるため、熱中症になりやすい気候でもあるので注意をする人が多いです。
では夏バテに対する対策はみなさんしていますでしょうか?
今回は夏バテする原因とその対処方法について見ていきましょう。
■夏バテは体が対応できないこと
そもそも夏バテはなぜ起こるのかというと、夏の暑さに体が対応できず、自律神経の乱れや脱水などから不調をきたしてしまいます。
熱中症と違うのは、熱が体内にとどまって体温調整ができないのではなく、外気と体との調整ができない状態です。
そのため夏バテしていると軽視されがちですが、このまま調子が狂うと仕事や私生活に支障が出てくるため、早期に対策が必要です。
■夏バテしやすい人は体が暑さに慣れてない人
前項でも記載したとおり、夏バテが起こる原因は体が暑さに対応できないのです。
外仕事の方などは暑さに対応するために発汗して体内の温度調整行います(代謝機能)。
しかしエアコンの効いた部屋で常に仕事をしている方などは発汗させる機能が鈍ってしまっている(代謝が遅い)状態です。
外仕事をする方や子どもなどはこの機能が鈍っていないため、夏バテする可能性が低くなります。
■暑さに慣れてる人は熱中症に注意
しかし暑さに慣れているからといって、長時間の外作業をすると熱中症になってしまいます。
暑さに慣れているからと水分補給を怠ったり体を日陰で休ませるなどの休息を怠ったりすると、体内に熱が溜まってしまい脱水や熱中症へ悪化してしまいます。
頭痛や吐き気、体のほてり、めまいなどが出現した時にはすでに熱中症です。
「暑いのは平気」という方ほど、こまめな水分補給と休憩をとりましょう。
また子どもや高齢者の方は、遊びに夢中になったり喉が乾きにくいため、まわりの家族などが水分補給を促すようにしてください。
■夏バテの予防策は規則正しい生活
夏バテの原因は「暑さに対応できない体」なので、まずは規則正しい生活を送ることです。
自律神経などの乱れも原因になってくるため、下記のような規則正しい生活に整えて見ましょう。
起床時間を決めて、休日も同じ時間に起きる
食事は栄養価の高いものをバランスよく摂取する。
朝日を浴びたり、夕方の日が沈んだ時間に運動を行う
夜は寝る前に食事を取らない
入浴時間は15〜20分程度にし、湯に浸かるのは5分程度にする
入眠前はPCや携帯を見ない
寝る時間を一定にし、6〜8時間は入眠できるようにする
夏は特にイベントや長期休暇などあり、暑い日に活動することも多くなります。
夏バテを未然に防いで、楽しい夏を満喫できるようにしましょう。