2023/12/07
年末年始やお盆、連休中などに体調不良になった場合、どこに連絡したらよいかご存知ですか?
救急車を呼んでも良いのかどうか迷うときは多々あります。
特に大切な両親やお子さんの場合には混乱するでしょう。
今回は迷ったときの強い味方「救急安心センター」について解説します。
■命に危険がある場合には119を!
「心臓が止まった」「呼吸が苦しそう」「意識がない」などの場合は迷わずに救急車を要請しましょう。
上記のいずれかがある場合には、なにかしら命に関わる病気が隠れています。
再発する前に検査をして、芽を摘んでおく必要があるでしょう。
一刻を争うため、すぐに消防に連絡し、判断を仰ぐことが大切です。
■どうすればいいの?そんな時は#7119をプッシュ!
救急車を呼ぶほどではないが、救急病院に受診するべきか迷うときには「#7119」へ電話しましょう。
この番号は「救急安心センター」という厚生労働省や消防庁が行なっている急病のための相談窓口になっています。
通常に119に「#7」をつけるだけで良いです。
迷ったときには一度電話をすることをお勧めします。
時間が経ってからでは、病気が進行してしまい、救急搬送されてしまう可能性があります。
■救急安心センターには医師や看護師などが在中!
救急安心センターには常時、医師や看護師、電話対応のトレーニングを受けた相談員が在中しています。
医療の国家資格を持った医師や看護師が対応するため、きちんと対応してもらえる上に、救急搬送するべきかどうかも答えてもらえます。
また救急要請しなくても、どのような症状に注意して観察しておくべきなのかなども詳しく教えてもらえるため安心できるでしょう。
■基本的には365日24時間対応!でも地域によっては違うところも
基本的には365日24時間対応してもらえますが、まだ地域が限られています。
自分の地域は対応しているかを確認しておきましょう。
※最新の情報は下記ホームページよりご確認ください
出典:総務省消防庁ホームページ♯7119実施状況 https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html
■子どもの場合は#8000を!
お子さんの急病の場合は、#7119ではなく、#8000に電話しましょう
小児科の医師や看護師が在中していますので、救急安心センター同様、子どもならではの急病相談に乗ってもらえます。
■急病時には一刻を争うこともあります。
一刻を争う時には迷わずに救急要請をしましょう。
迷って判断に困る場合や不安な場合には救急安心センターを積極的に利用して、重症化する前に受診しましょう。
子どもの場合には#8000を利用し、重症化を予防できるよう覚えておくことをお勧めします。