手洗いは感染対策の基本!

2023/01/16

手洗いは感染対策の基本!

意外と難しい手洗い!感染対策の基本はできてますか?

冬になると様々な感染症が流行ってしまい、仕事や生活に支障が出る方もいらっしゃると思います。

新型コロナウイルス感染症の流行からマスクや手洗い、咳エチケットなど意識は格段と上がりました。

しかし意識はしているけど、きちんとできてますか?

今回は感染対策の基本「手洗い」について見ていきましょう。

 

感染の予防三原則

まず感染対策には「予防三原則」というものがあります。

・持ち出さない

・持ち込まない

・広げない

この三つを意識して感染対策は行われています。

病原菌を病院などから持ち出し、他の場所へ持ち込まず、見つけた場合にもそこから広げないことが重要です。

病原体は人の体がないと長くは生きていけません。

どこかを断ち切ることで、感染の輪は断ち切ることができます。

 

手洗いが重要な理由

手洗い以外にもマスクやうがい、水分補給、除菌などいろいろな感染予防策があります。

しかし手洗いがなぜここまで重要視されているのでしょうか。

手にはさまざまな雑菌がついていることはご存じだと思います。

ご飯を食べたり、ドアを開けたり、物をつかんだりと手は人間が生活していくうえでかなりの使用頻度があります。

ここで先ほどの予防三原則を思い出しましょう。

持ち出さない、持ち込まない、広げない、というものでした。

手は持ち出して、持ち込んで、広げてしまうものです。

手についた病原菌を落とさずにご飯を食べたり、鼻を触ったりすると自分の体に菌を入れてしまうこと(感染)になります。

そうすると体内で病原菌が増殖し、何かしら体に影響がでます(発症)。

発症してしまうと菌を体外にばらまいてしまい、広げてしまうことになります。

以上のことから、手はとても感染源になりやすいものです。

手についた病原菌を落とすことで自分が感染する確率も広げてしまう確率も格段に減らすことができます。

 

手洗いをするタイミング

手洗いの必要性がわかれば後はタイミングを覚えておけば感染してしまう可能性は低くなります。

手洗いをするタイミングは、

・外から入ってきたとき

・トイレから出るとき

・ご飯を食べる前

・手に汚れがついていると見てわかるとき

・多くの人が触れたものを触ったあと

などが挙げられます。

家に帰ったときやトレイから出るとき、食事前などは小さいときから言われ続けていることです。

しっかりと手を洗うことで、室内に菌を持ち込まず、トイレから菌を持ち出さず、体の中に菌を入れないことができます。

また最近ではアルコール消毒も推奨されていますので、有効活用することをおすすめします。

注意する点はアルコールでは消毒できない菌もたくさんいます。

特にノロウイルスや食中毒の菌はアルコールでは消毒できないため、トイレから出た後や嘔吐物を処理した後などは必ず流水による手洗いを行いましょう。

 

見落としがちな落とし穴!

しっかり手を洗っても見落としがちな点があります。

たとえば手拭きタオルが例に挙げられますが、タオルは菌を増殖させる条件が整っています。

そのためしっかり手洗いをしても菌が繁殖したタオルで手を拭くと無意味です。

タオルはこまめに変えて清潔なものを使用しましょう。

またしっかり手を洗ったと思っても、親指の付け根や手首、爪のあいだなどは洗い残しが多いと言われています。

流水による手洗いでもアルコール消毒でも、十分な量と時間で手を清潔に保ちましょう。

 

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