2021/08/30
夏は日焼けが気になりますが、紫外線の影響です。冬の間、地球に届く紫外線は少ないものの3月頃から強くなりはじめ、ピークは5~7月と観測されています。一日のなかでは昼前後、10~14時頃に強くなります。
■紫外線の悪い影響
紫外線にはUV-A,B,Cの3種類があり、地上に到達するのはAとBです。UV-Aは生活紫外線とよばれるもので窓ガラスやカーテンなどを通してしまいます。肌の真皮に届くとエラスチンやコラーゲンを壊してしまうと皮膚のハリが失われるのです。
UV-Bは日焼けの原因になります。肌に紫外線があたることでヒリつきや赤みを引き起こします。また、メラニンを増やし黒い色素沈着、シミ、そばかすとなります。
■紫外線の良い影響
紫外線は日焼けやシミ、たるみの原因となりますが悪い効果だけではありません。
陽の光を浴びることでビタミンDを合成するのです。ビタミンDはカルシウムと一緒になることで骨を強くしたり、免疫力にも影響があります。
また、睡眠リズムを整えるためにも日光をあびることは大切です。
■紫外線対策をする
紫外線の多い時間帯10~14時の外出を避ける、外出をする際には日傘や帽子、日焼け止めを使うようにしましょう。
眼も日焼けをします。紫外線が強い時間にはサングラスを使用することで眼の日焼けをさけるようにしてください。
日に当たった肌は荒れやすいので保湿ケアをかかさないようにすることをお勧めします。