2023/02/27
春になり暖かくなってくると全身がかゆかったり、顔の皮ふがただれたりとスキントラブルに悩まれる方が多くいらっしゃいます。
原因は数多くありますが、中でも「季節性敏感肌」と呼ばれるものもあります。
今回は季節性敏感肌にスポットを当ててみていきましょう。
原因は季節性敏感肌かも?
肌が荒れたりかゆみが出てきたりする原因はさまざまで脱水による肌荒れや汗なども原因となります。
しかし簡単に予防できるものも多く、その中の1つとして季節性敏感肌というものがあります。
春に起こる現象はさまざまあり、それが原因で起こるものを季節性敏感肌をまずは疑ってみましょう。
その原因は花粉!
春先に要注意なのが花粉です。
春にはスギやヒノキの花粉がピークでたくさんの量が飛散しています。
スギやヒノキなどに近づかなくてもどこからともなく舞ってきて、皮ふに付着し肌荒れの原因となることを花粉皮膚炎と呼ばれます。
花粉が皮ふに付着し、バリア機能が落ちた場所や目のまわりから侵入するとアレルギー症状を起こし、かゆみや肌荒れにつながります。
粘膜に付着すると鼻水や目のかゆみ、微熱など多くの不快症状の原因にもなってしまいます。
花粉以外にも原因が!
春には気温が高くなったり、人の流れが変わったりとさまざまな変化が起こりやすくなります。春の季節性敏感肌の原因となるものには以下のものが考えられます。
・寒暖差
・紫外線
・汗
・脱水
・PM2.5
・新しい環境のストレス
これらの原因は気をつければ解消できるものも多くあります。
予防方法を確認していきましょう。
季節性敏感肌の予防策!
季節性敏感肌を予防するためには、以下のことに気を付けましょう。
・規則正しい生活習慣
春になると不規則な生活になってしまいます。
肌は夜に寝ているときに新しいものへと生まれ変わるため、しっかり休息を取りましょう。
また食生活の乱れや暴飲暴食にも気を付けてください。
・少量の水分を小刻みに飲み
一度に大量の水分を摂取しても、体は吸収しきれず、尿となって出てしまいます。
少しずつの水分を小刻みにして摂取することで効率よく吸収することができ、細胞に水分が蓄えられるため脱水の予防にもなります。
また寒暖差が激しいため、衣類で調節できるようにしましょう。
暑いと汗をかいてしまいトラブルになるため、タートルネックなどは控えてマフラーなどで首元の冷えを予防します。
・外出先時には刺激物をシャットアウト
外に出ると刺激物が多く飛散しています。
花粉やPM2.5、紫外線などはシャットアウトしましょう。
マスクや花粉用メガネなどを使用して粘膜に付着しないようにし、日焼け止めもマストです。
帰宅時にはコートやマスクなどは玄関に入る前に脱いで、玄関に置いて室内に持って入らないようにします。
できれば顔を洗うとより効果的です。
季節の変わり目になるとさまざまな体の変化が起こります。
できるだけ予防して、心地よく春を満喫できるように対策して楽しみましょう。