肺炎の予防に、肺炎球菌ワクチン。~肺炎の予防接種をしっていますか?~

2020/04/16

肺炎の予防に、肺炎球菌ワクチン。~肺炎の予防接種をしっていますか?~

肺炎の予防に、肺炎球菌ワクチン。肺炎の予防接種をしっていますか?

◆高齢者の方に多い肺炎
高齢者では肺炎が死因の上位にくることを知っている方も多いと思いますが、年齢を重ねる毎に免疫力が減弱し、感染しやすくなっていくためです。
また、肺炎の原因となる細菌、ウイルスは様々ですが、なかでも、肺炎球菌による肺炎の割合が多いことがしられています。

◆肺炎球菌の予防接種
肺炎球菌は93種類あり、そのうちの一部に対してワクチンが作られています。2014年10月より予防接種法に基づいて、65歳以上の成人を対象とした23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンニューモバックス:PPSV23の定期接種が開始されました。
また、ほぼ時期を同じくして、13価肺炎球菌結合型ワクチンプレベナー(PCV13)も接種できるようになりました。なお、プレベナーは小児の定期予防接種にも入っていますが、2〜3年で効能が下がってしまうといわれています。
現在では、PPSV23ニューモバックスが65歳以上の成人では定期接種となっていますが、接種率は30%ともいわれます。

◆公費の補助で接種できる
年度で65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方については公費の補助で接種することができるのでぜひ定期接種の機会に肺炎球菌の予防接種をうけることをお勧めします

◆ニューモバックスとブレベナー
また、ニューモバックス、プレベナーともに任意接種ができます。
ニューモバックスは前回のニューモバックスを接種してから5年以上経っていれば任意接種をうけることが可能です。
プレベナーは定期接種ワクチンの摂取歴がない、または定期接種ワクチンの接種後1年以上たっていれば接種さることができます。
プレベナーは自費での予防接種であり、高価であるため、接種することがデメリットです。しかし、プレベナー接種後、6ヵ月〜4年以内にニューモバックスの接種をうけらことで、肺炎球菌に対する免疫を強くしてくれる可能性が高いことがわかっています。

より肺炎球菌に対する予防接種の効果を得たいと考えている方は、ニューモバックスの定期接種だけでなく、プレベナーの任意接種とその後6ヵ月〜4年以内のニューモバックスの任意接種をうけるといいでしょう

まだまだ肺炎球菌ワクチンの認知度も低く、予防接種の普及も限定的です。ニューモバックスの公費負担での予防接種が可能となっていますので、肺炎球菌ワクチンを接種されたことがない方は積極的に医療機関にご相談ください

65歳以上ワクチン

参考:
日本感染症学会65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方
http://www.kansensho.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=38

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