新型コロナウイルスワクチンを接種するにあたって

2021/06/11

新型コロナウイルスワクチンを接種するにあたって

新型コロナワクチン接種も順次開始となりました。医療関係者、65歳以上の方に始まり、自治体によっては65歳未満へのクーポン配布、企業での接種も検討されています。 

新型コロナワクチン接種にあたり気になるのは副反応ではないでしょうか。ワクチン接種にあたっての過ごし方を含めご紹介します。 

 

■ワクチンを接種にあたり注意しておきたいこと 

37.5度以上の発熱がある場合にはワクチン接種することができません。その他にも重症な急性期疾患(虫垂炎や肺炎、尿路感染症など医療機関での治療が必要になる病気)の方はワクチン接種は控えるようにしてください。体調が万全の状態でワクチン接種当日に臨むことをお勧めします。 

他のワクチン接種と同じタイミングでうつことはできません。また、ワクチン接種は2回うつことで効果が発揮されますので1回目、それから3週間以降の2回目接種スケジュールを接種当日、翌日無理なくすごせるよう調整するようにしてください。 

 

■ワクチン接種をした日の過ごし方 

ワクチン接種は筋肉注射です。接種部位は揉まないようにします。 

血液サラサラのお薬を飲んでいるひとは、薬の休薬は必要ありませんが接種後、接種部位を2分間以上しっかり押さえるようにしてください。 

ワクチン接種後は普通に生活していただいてかまいません。入浴の際は、接種部位は強くこすらないように気をつけてください。そのほか、ワクチン接種当日は飲酒、激しい運動は避けることをお勧めします。 

 

■ワクチンの副反応 

ワクチン接種後の副反応は出るひともいれば全くでないひとも様々です。一番多いものとしてはで接種部位の痛み、疲労、頭痛といわれています。発熱や下痢といった症状がでるかたもいます。 

副反応のほぼ大半は接種翌日ないしは数日以内に回復するので安心してください。 

蕁麻疹などがでるのはワクチンに対するアレルギー反応です。重篤なアレルギー反応はアナフィラキシーといい非常にまれな頻度でおこることがあります。アレルギー反応の多くは接種後15分以内に起こることが大半であるため接種後15~30分接種場所で経過をみることになっています。 

 

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