咳はなんででる?~身体の不思議~

2020/10/29

咳はなんででる?~身体の不思議~

◆咳はなんででる?

ほかに何の症状もないのに咳がでる、風邪をひいたあとにいつまでも咳がのこる、という経験がある方もいるのはないでしょうか。

咳がでるのは気道に痰などの分泌物や、間違って吸い込んでしまった異物を排除するためにおこる生体防御反応です。

咳がでると止めたほうがいいのか、病院にいくべきか迷うこともあるかもしれませんが、咳じたいは病気が隠れていることもあれば病気はないのに咳がでることもよくあります。

◆咳がでる病気

診療の場では咳が続いている期間や症状の経過で診断、検査や治療を考えていきますが、目安のひとつは3週間、そして8週間です。

3週間以内におさまる咳は感染に伴うものが多いといわれています。感染の原因はウイルスであることが多く、自然によくなるのを待つ、あるいは鎮咳薬で対処するしかありません。3週間をすぎてもよくならない感染症の場合には結核やマイコプラズマ肺炎などを考え、その場合には抗生剤が必要になります。

咳の原因はほかにもいろいろありますが、8週間も続けば感染が原因でないことの方がおおいでしょう。副鼻腔炎、慢性気管支炎、咳ぜんそくやCOPDといった呼吸器の病気でも咳はでますし、意外かもしれませんが逆流性食道炎でも咳がでることがあります。薬の副作用の可能性も考えなくてはいけません。

◆咳をおさえるには

咳の原因に治療が可能な病気がある場合には原因の治療が必要です。また、咳を抑える薬には鎮咳薬や気管支拡張剤、吸入ステロイドをつかうこともあります。

ほこりなどを吸い込んで咳がでてしまうこともあります。日常生活の中で気をつけられることとしては、うがいやこまめな水分補給、掃除をすること、刺激物やカラオケなど喉を刺激するのは避けたりすることで咳がでるのを回避できるかもしれません。また、喫煙している人はたばこが咳の原因になるため禁煙することをおすすめします。

食事では、咳に効く食材としてレンコンが知られており、イギリスの民間療法では蜂蜜が咳を含む感冒症状に効くといわれています。

日々の生活に取り入れてみてもいいかもしれません。

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竹井医師 東京ドクターズ インタビュー

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