2020/11/12
足のにおい、靴の匂いが気になるということはありませんか?
足が臭い原因は細菌がふえることでおきます。皮膚にいる常在菌(細菌)が皮膚表面にいる角質をたべることで発生することが多いですが、常在菌にかぎらず、水虫(白癬菌)も原因になります。
足に細菌が多い状態、足の皮膚での感染症感染症もにおいの原因になるのです。いずれにしても細菌がふえないようにすることが足のにおいをへらすことにつながるのです。
足のにおいを防ぐには細菌が繁殖しないようなセルフケアが大切です。湿気があり暖かい環境を細菌は好みます。そのため、ずっと同じ靴をはき続け足がムレている状態は細菌にとっては格好のすみかになってしまいます。
■足をきれいに洗う
最低でも1日に1回以上石けんをつけてしっかり足を洗うことが大切です。
■同じ靴をはき続けない
仕事のときには通気性のよい靴に履き替えるなど靴を履き替えるとムレがリセットされます。また、丸洗いできる靴を選んだりすることで細菌を一掃することができます。
においがとれなくなった靴は思い切って捨ててしまいましょう
■靴下を定期的にかえる
外出などで靴を替えられない場合には靴下などを替えることで靴の中のムレをリセットすることができます。履き替える際に除菌シートで足を拭くとなお効果的です。
基本的にはセルフケアをすることで常在菌がふえることを防ぐことができます。しかし、セルフケアでもよくならない場合には、ほかの皮膚の病気が隠れている可能性があるため皮膚科を受診することをおすすめします。
皮膚科では病変をみたり、必要に応じて、採血や皮膚表面にいる細菌を顕微鏡で観察することで診断を行います。
どの年代においても悩みのたねになる足が臭いという症状。適切なセルフケアの方法をためしてみてください。