2021/03/04
スマホ認知症という言葉を知っていますか?
スマートフォンが普及するに従い、これまでにほとんど見られなかった年代での認知症に似た症状を訴える方が増えてきました。
■スマホ認知症とは
スマホ認知症は別名デジタル認知症ともいわれ、長時間にわたってデジタル機器を使用し続けることによって脳の処理機能が低下し、認知機能が低下することをいいます。デジタル機器は膨大な情報を脳に送り込んでおり、脳の処理能力が追いつかなくなることで注意力や集中力、記憶力などが低下してしまい認知症と同じような症状がでてしまうのです。
認知症という名前がついていますが医学的な病名ではなく、一時的な記憶障害でありどの年代でもおきる可能性があります。
デジタル機器に囲まれるなかで依存症に陥ることも多く、さらにスマホ認知症を引き起こしてしまうのです。
■スマホ認知症の対策
デジタルデトックスという言葉をきいたことがあるかもしれません。デジタル機器とふれあう時間を減らすことで症状が改善するといわれています。まずは日常的にスクリーンタイムに気をつけることが大切です。
対策をしながらスマホ認知症の改善、予防に努めてください。
・デジタル機器をみる時間を制限する
・休憩時間をとる
・目的がないときにはスマホを触らない
・アプリを整理する
・不必要なSNSの通知を切る
■アナログを大切にする
スマホ依存はスマホ認知症と関わりが強いですが、スマホの使用が増えてしまう原因の一つに他の人との対面でのコミュニケーションが少ないこともあげられるかもしれません。
SNSのつながりだけでなく仲間との会話や一緒にスポーツで身体をうごかすなどスマホから離れる時間をどう過ごすかも合わせて考えてみてください。