ゲップがよくでる、これって病気? ~吞気症とは~

2020/12/31

ゲップがよくでる、これって病気? ~吞気症とは~

外来でゲップがでるのが気になるという訴えをきくことがあります。ゲップは食道や胃の空気が逆流し、口からでてしまうことをいいます。

 

■げっぷの原因

食事を食べる際、しゃべるときに空気を飲み込んでしまうことが原因です。食事をするときに会話をしていたり、早食いするといった習慣が空気を飲み込みやすくします。その他にも食べ過ぎや肥満、食べるときに前屈みの姿勢、お酒や喫煙などで胃酸が過多になることでもげっぷが増えます。

また、逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニア、重篤なものでは食道癌といった病気がげっぷの原因になることもあるのです。軽度の逆流性食道炎で普段症状がないのにストレスで症状が悪化するとげっぷが増えるということもあります。

 

■げっぷの治療

げっぷは一時的なものが多いかと思いますが、過度に増えたと感じたときにもいちばん多いのはストレスによるもので「吞気症」とよばれます。

げっぷを止める薬、呑気症の治療は確立されていません。
胃薬を使う、ストレスがかかっている場合には安定剤をつかうこともあります。

半夏厚朴湯、加味逍遙散、六君子湯といった漢方薬で症状がよくなることもあるため、かかりつけのお医者様へ相談してみるのも良いでしょう。

 

■げっぷの予防

食事の中で気をつけること、ストレスをためないようにすることなどで症状の予防、改善が期待できます。

・食事をゆっくりたべる

・食事の際の姿勢をただす

・バランスのよい食事

・噛みしめすぎないようにする

 

■げっぷ以外の症状がでたら

胃のむかつきがある、嘔吐、出血がある、体重の急激な変動があるなどほかの症状がある場合には病気が隠れている可能性があります。

かかりつけ医や消化器科を受診することをお勧めします。

 

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