傷は乾かさないで治療する時代

2020/11/19

傷は乾かさないで治療する時代

「湿潤治療」きいたことはありますか?

けがをしたとき、やけどをしたときの傷を処置する方法として湿潤治療というものがあります。

 

■消毒、ガーゼ保護じゃだめなの??

効果的な抗生剤などがなかった頃には、けがをしたときなどはそこから感染をしてしまうことがいちばん問題だったため消毒をしてガーゼをはって、といいうのが主流でした。

 

しかし、過度に消毒をすることでせっかく傷を治そうとしている体の反応を台無しにしてしまったり、保護するためのガーゼを剥がすときにせっかく新しくできてきた皮膚を剥がしてしまったりということがあり、これまでの治療が傷の治りを遅くしてしまうということがわかってきました

 

■湿潤治療はどんなきずでも大丈夫?

そこででてきたのが湿潤治療です。傷の上からドレッシング材という傷をガードするシールを貼り、傷口の湿潤を保つことで傷の治りをはやめ、きれいに傷を治す方法です。

 

もちろんどんな傷でも湿潤治療で行えるわけではありません。傷口をきれいにした状態でドレッシング材をはらないと、そこから感染してしまい気づかないうちに感染が重篤化してしまうことがあります。

湿潤治療、ドレッシング材を使う前には汚れはきれいにおとし、膿がでている場合などはしっかり感染をよくした上で始める必要があるのです。

 

■やけどで水ぶくれができていたら・・・

やけどの場合にも湿潤治療をおこなうことができます。ごく軽度の皮膚が赤くなっている程度のやけどは流水で冷やすことですぐに良くなるでしょう。

少しひどいものは、水疱ができてジンジン痛みがあるやけどです。水疱ができてしまうようなやけどでも湿潤治療を行うことがあります。

傷口に直接ドレッシング材を使うことが湿潤治療をおこなう上で大切なので、少し痛いですが、水疱をきり、なかから水分がでた上で傷口に直接ドレッシング材を貼ります。

■まとめ

皮膚科や形成外科で「湿潤治療」を取り入れている医療機関も多くあります。傷の治りが悪くてこまったな、というときに湿潤治療をためしたことがなければ一度相談してみるといいかもしれません。

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竹井医師 東京ドクターズ インタビュー

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